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大田区創業支援施設BICあさひに於ける 物造り創業から販売までのドキメント   
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2004年11月
 
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2004年11月24日(Wed)
| 傍楽(はたらく)/一覧 | 傍楽(はたらく)V.005 > 傍楽(はたらく)V.006
傍楽(はたらく)

 
 資本を投下せず販売ルートを開発できないものか。「市場調査、テスト販売、サンプル出荷を可能にしたい。」こんな思いの募る中、ここ大田区創業支援施設BICあさひ内では、各社各様に、ビグサイト、幕張メッセ、ガンバリマッセ大阪等の展示、マスコミ取材、HPの製作と力を注ぐ日々が続いている。二ヶ月程前支援施設内有志による自社PRのプレゼンテイションが行われた。その中に、製品ではないが各社のホームページを1ページ目に表示できる方法を紹介した企業があった。各種検索エンジンのトップにそれは見事にその企業の製品が紹介されていた。今日は、この会社の技術顧問さんに話を伺った。
 この会社の本業は、半導体レーザーを用いた周辺制御機器の開発製造販売をされていて、今年4月に科学技術振興機構の委託を受け開発した、超小型光チョッパーモジュールで、りそな中小企業振興事業団から優秀賞を受けている。そこで現在の取扱商品に至った経緯を尋ねた。
 IBM PCの輸入が始まったころ、PC仕様電圧が国内電圧では不足していることに気づきステップアップ電源を製品化、PCとセットで販売したことから創業。次に電源を製作しているのなら、直流電源を試作して欲しいと大手電気メーカーの研究所から依頼を受け、用途が解らぬまま電源の改良を2年間続けた結果、是を点灯して欲しいと差し出されたのが半導体レーザーだったそうだ。この当時、半導体レーザーは、高額で1個300万〜500万していたのでLDが頓死すると始末書を書かされたとか。用途を理解できた社長は、6ヶ月間で現在の、LDドライバーの商品化に成功し、光多重通信装置の試作をNTTの研究所の下で行うチャンスに恵まれ、世界初100cH光多重送受信器を製作し今の商品形成に至っている。現在はホームページ(HP)を自作、昨年製品開発した商品の市場調査、販売開発を目的とした、URLの上位表示登録を行い、これをアクセス解析することで、ITを駆使したマーケッティングシステム開発を目指ため、大田区支援施設内企業商品を取扱ったネットショップの立ち上げ準備に入っている。目的はネット上に無償で商品を売買できる場を構築し、本格的な売買と一方では市場調査用アンテナショップコーナーの2面性を持った役割をはたしたいと考えている。そのほかにこの企業では、今年から東京工業大学と共同開発で、脳波センサーの研究開発に着手している。